こんにちは、太郎です。

お久しぶりすぎてやばいですが、しっかりと生きてます。というか、ちょこちょこ遊びに札幌へは行ってたんだけど、書くのが面倒で、DNは見るだけという感じになってました。

さて、久しぶりの更新が腕時計って…という感じですが、某氏のDNを見ていて腕時計の話が出てきたのでちょっとキーボードをたたこうかなと思い立ちました。

○高級腕時計とは?
今回は高級腕時計についてちょっとコラム的な何かを。
なぜ僕がこんなことで書いているかというと、ひそかに腕時計好きだったんです。
仕事を始めてから好きになったので、自分自身ちょっとびっくりしている趣味(?)ではあるんですが。これがまた、奥が深いし面白いんですわ。

そもそも、高級腕時計と普通の腕時計、何が違うのか。わかっていない方も多いと思うのですこしご説明します。
一般的な腕時計は大体1万~3万円程度で買えるもの、という前提で話しますが、これらの腕時計の多くは「クォーツ」といいまして、内部構造が電池と水晶が入っている形になっています。水晶には電気を流すと一定の周波数で振動するという性質があるらしく、この性質を利用して作られたのが現代で一般的に使われている腕時計なわけです。このほうが、内部の構造を簡単にすることができ、薄くて軽い時計が出来上がり、また時間のズレも生じないため、広く普及しました。
対する高級腕時計の多くは、「機械式」といいまして、簡単にいうとゼンマイを使って巻き上げるタイプの腕時計なわけです。昔の人は電気なんぞ当然なかったわけですから、いかにして時計というものを小さく、持ち歩きやすくするかということに全力を傾けました。その結実が機械式時計であるわけです。内部構造は非常に複雑で、極小のねじや歯車を組み合わせて作られているため、衝撃や水に弱く、またあくまでゼンマイ仕掛けのため時間の狂いなども発生してしまうものなわけですね。
それだけ聞くと、「機械式ってクォーツの下位互換じゃね?」と思う方が多いと思いますが、はっきり言ってその通りです。

機械式は完全に趣味の世界であり、それにしなければいけない必然性はありません。

ただ、内部機構の複雑さや時計自体の技術の結晶を美しいと感じる人がいることもまた事実。機能性だけではない、何かを求める人々に愛されるものが、機械式腕時計なわけです。

さて、機械式といっても大きく二種類存在しまして。
自分でゼンマイをまく必要のある「手動巻き」と呼ばれるタイプと、自動でゼンマイをまいてくれる「自動巻き」の二種類があります。
一般的に現在販売されている高級腕時計は「自動巻き」となっています。
自動でゼンマイをまくというと、電動か何かを想像する方もいるかも知れませんが、そんなことはありません。
人間は生活の中で必ず腕を動かしていますが、この腕の動きを使ってねじを自動で巻き上げようというのが「自動巻き」の構造です。時計の中に、半月状の部品がはいっており、この部品が回転することでねじを巻くという機構が自動巻き腕時計には備わっており、つけている限り、永久にねじを巻いてくれるというのが自動巻き腕時計なわけです。

こんな機構を発明しちゃうなんて、人間って本当にすごいですよね。

ちなみに、これは興味のある人だけ読んでくれればいいのですが、(そもそもこの内容自体、興味ない人はブラウザバックでどうぞってなもんですが)
時計界の神様といえば「ブレゲ」という人なんですが。おそらく時計好き百人に聞いたら50人くらいはこの人物を上げるだろうってくらい有名な人物です(そもそも時計好きでかつ時計の歴史好きが少ないと思うので、こんなもん)
この人、本当にすごい人でして。腕時計って常に全方向に振り回されているようなもんなので、基本的に重力の影響で時間がずれちゃうもんなんですが、その影響を極限までなくすことのできる「トゥールビヨン」っていう技術を開発しちゃったすんごい人でして、この人だけで時計の歴史を200年進めたって言われるくらい、画期的な大発明をした人物です。
この人のおかげで、私たちは腕時計を付けていられるといっても過言ではないかも?


○有名な高級腕時計メーカー
さてここからは有名な腕時計メーカーを簡単にご紹介です。最初の方は知っている人も多い名前を出していきます。
・ロレックス(ROLEX)
時計好きでなくてもこの名前くらいは知っているだろう!っていうほど、日本では名前の知れ渡った時計メーカーです。自動巻き腕時計の開発に早い段階から取り組んだため、これだけ名前が知れ渡ったのでは?とおもいますが、品質がいいのも事実です。特に、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい「エクスプローラーⅡ」(個人的にはⅠの方が好き)や、カジュアルかつスポーティーなイメージの「サブマリーナー」はお勧めです。個人的には「ヨットマスター」という時計が好きですね。

・オメガ(Ω)
こちらもかなり有名な時計メーカーですが、ある程度知っている人でないとピンとは来ないかもしれません。繊細な見た目とスリムなフォルムというイメージの時計が多く、何となくビジネスシーンに合う時計が多いような気もします。有名なシリーズに「スピードマスター」と「シーマスター」というものがあり、「スピードマスター」の方はクロノメーターという、いわゆるストップウォッチ機能付きのものになっています。「シーマスター」はダイバーズウォッチというタイプの時計で、こちらは腕時計の天敵であるはずの「水」に耐えられるということをうたい文句にしているものになります。ちなみに、ロレックスのサブマリーナーもダイバーズウォッチです。

・タグ・ホイヤー(TAG HEUER)
数年前にレオナルド・ディカプリオが広告塔を務めたことのある時計メーカーです。レーサーのための時計作りという企業のイメージ戦略があるようで、どこか車のスピードメーターのようなイメージの文字盤が印象的ですね。先述のディカプリオモデルもあった「カレラ」や、ダイバーズウォッチとして有名な「アクアレーサー」などが有名です。お値段も手ごろなものが多いイメージなので、最初の一本にはいいかもしれません。

・ブライトリング(BREITLING)
上記3社と比べると、正直知名度は低い時計メーカーですが、僕がこの会社の時計が好きなので紹介します笑
飛行機乗りのための時計作り、が企業のイメージ戦略のようで、年に何度か航空ショーなども開催しているメーカーで、タフな時計が多いイメージですね。有名なシリーズとしては「ナビタイマー」と呼ばれる独特の形状の時計と、「クロノマット」というクロノメーターが付いたタイプの二つが有名です。僕自身、この会社の時計を付けていまして、3年ほど前に日本限定で発売された白い文字盤の「アヴェンジャーⅡ」という時計を付けています。あまり有名なメーカーではありませんが、他の会社の時計にはない独特の魅力がありますので、気になった方は見てみてください。

そのほか、「ロンジン」「ウブロ」「ゼニス」「ボールウォッチ」「IWC」などなど、上げていくとキリがないほど高級時計メーカーは多くおあります。
それぞれ、メーカーごとに特徴のある時計がたくさんありますので、いろいろ見て時計の面白さに目覚めてくれる人が増えると、うれしいですね。

いじょ!

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