《コラム》血の味
こんばんは、太郎です。

なんかコラム系エントリを書くのにはまってきました。
話題がなくても無理やり話題を作れるという点でも秀逸ww

今回は《血の味/Taste of Blood》というカードについて。

血の味を知らない人のために。

《血の味/Taste of Blood》 
コスト:B
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。血の味はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。あなたは1点のライフを得る。


プレイヤー限定の1点ドレイン。それ以上でもそれ以下でもなく、かつてこれが収録されたM12環境において構築でもリミテでも一度も使われたところを見たことがないほど、能力としては微妙なカードです。

カードパワーという観点から言えば、まったく使うことのないであろうこのカード。しか~し!私はこのカードのコレクターであります!
なぜか!?

それは・・・。


首筋がエロいから!!!

はい、それ以上でもそれ以下でもありません。

別に筆者は首フェチというわけではありませんよ。むしろ唇フェチです。
しかし、このカード、イラストが本当にリアルで、まるで写真のようなリアリティがあります。僕は初めてこのカードを見たとき、きれいというより逆にちょっと怖いぐらいでした。

しかし、ずっと見ているとこの絵の女性がとてもきれいに見えてきたのです。


ここで少し美術的な話をしましょう。
みなさんはミロのヴィーナスという彫刻を知っているでしょうか?

ミロのヴィーナスは両腕のない女性の像で、古代ギリシャ時代に作られたといわれている彫刻です。その姿はまさに女神というべき美しさで、見るものを魅了し続けてきました。

さて、このミロのヴィーナス。なぜこれほどまでに有名になったのか?それはひとえに彼女がその両腕を失ったからであると述べた詩人がいます。
「両腕を失ったことで、完成された彼女の姿を人々は想像する。その想像こそが、人々の記憶に強く刻まれることとなるのである」
つまるところ、完成されていないからこそ、それは美しいのであるといえるでしょう。

なぜこんな話をしたのか?

それはつまり
血の味に描かれている女性も、その顔がすべて描かれてはいないからこそ、美しいと感じるのである!!



うん、どうでもいいね。



しかしながらこのカード、絵からもわかる通り吸血鬼にちょっと味見をされてしまった感じであります。

こんなちょっとで1点を与えるということは、血を吸われたことによる失血分で体力を奪われたという解釈なのでしょう。

ちなみに、マジックの世界ではスズメバチに刺されても1点であります。
投槍を投げられても1点であります。
ゴブリンに銃で撃たれても1点であります。

ということは、これらはほとんどおなじ痛みということ。
どうせやられるなら血を吸われるのが一番マシだとおもいませんか?

ちなみに筆者はどうせ1点喰らうなら女性の吸血鬼に味見をされるのが一番であります。
あ、痛いから、石投げないで。
変態じゃないから、変態紳士だから!


ちなみに、オリヴィアヴォルダーレンはその能力が吸血鬼としての特性を反映した、フレイバーとしてはとてもぴったりな能力となっています。

2マナ払うことで、対象のクリーチャーへ1点(吸血)のダメージ与え、自分のパワーとタフネスを1増やし、そして噛まれたクリーチャーは吸血鬼化してしまいます。相手を吸血鬼化したら、あとはちょっと気合を入れて魔眼でも使おうものなら、相手のクリーチャーを従わせるという、まさに吸血鬼といった能力。

ここでも吸血鬼の吸血は1点ずつしか与えません。

つまり、吸血鬼はプレインズウォーカーからしてみれば少しずつ少しずつ血を吸っているということです。多くの人間クリーチャーはタフネスが低めですから、よっぽど訓練している人間でない限りは、吸血鬼の一噛みでやられてしまいますが、プレインズウォーカーはそんなの何のその。まさに多元宇宙を旅する大魔法使いですね。


話が大幅にそれてしまいましたが、とにかく、血の味はとてもきれいなカード。持っている人は太郎さんに投げつけてあげてください。きっと喜びの気持ちとともに、ジュースの一本でもおごってくれるでしょうww

いじょ!

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